■取組みテーマ

環境問題で、最初から全ての分野をカバーするのは大変です。
私達自身は、自然・動物・植物大好き人間ですが、とりあえず最初は、
社会的影響力の大きい「自動車の環境問題」から取組みたいと考えています。

●自動車の環境問題

「最も厳しい予測だと、最終処分場は2014年で満杯!」

自動車の環境問題は、いくつもの視点があります。その中で2大ポイントと言われるのが、排気ガスとリサイクルの問題です。
排気ガス問題は電気自動車・植物燃料車・燃料電池車など、複数の提案が出てきました。後は、信頼性の向上・コストダウン・性能向上・インフラ整備・燃料供給能力などがあります。
これに対してリサイクル関係ですが、派手さにおいて非化石燃料車に劣るため、注目度がかなり低くなってしまいました。しかし、最も厳しい予測ですと、最終処分場が現状のまま増えないと、2014年には満杯になり、街に自動車の廃棄ゴミが溢れることになります。これは、見方によっては、排気ガス問題より、かなり深刻な問題です。

国レベルのリサクル率の目標は、2015年に95%以上(5%は最終処分ゴミとして埋め立てにたよる)ですから、単純計算では間に合わないことになります!自動車のリサイクル問題が、マスコミからあまり注目されないのは、リサイクル分野で画期的な新技術や、推進の具体的なアイデアが考え出されない?ということもあるでしょう。
現在自動車リサクル法が成立し、2005年ごろから施行され、路上廃棄車などの問題が大きく改善される方向で動いています。問題はその廃棄車のリサイクル問題です。自動車企業各社は、車をミンチ処理で、材料リサイクルで推進していると言われています。
材料リサイクルが100%(ゴミが出ない!)になれば、目指すべき「循環型リサクル社会」が自動車分野で完全成立しますから、一つ解決案として高く評価できます。
しかし、シビアに言うとパーフエクトとは言えません。ある企業の試算だと、材料リサイクルではなく、部品をメンテナンスし、リユース部品として再利用すれば、エネルギーの消費量は1/16に大幅減少すると言います。これは、京都議定書によるCO2削減にも大きく貢献します。しかし、課題もあります。これを本格的に実行するには、手間がかかります。だから企業はやりたがらないようです。
リユース部品の使用率は日本が4%、アメリカが45%で大きく遅れています。我々はリユース事業の拡大を強力に推進していくことこそ、自動車の環境問題が大きく進展し、他の産業の環境問題にも大変良い影響を与えるものと思います。したがって今回は、リサイクルの推進をコアに、いくつかの提案をしたいと思います。
このすばらしい自然に囲まれた日本を、「ゴミの山とゴミ埋め立て処分場だらけ」にならないようにしましょう。