マスコミ資料:
8本の足で縦横無尽、千葉工大などが電気自動車試作機
千葉工業大学などは1日、千葉県習志野市の同大学で、ロボット技術を融合した次世代電気自動車「ハルキゲニア・ゼロワン」の試作機を報道陣に公開した。伸縮する8本の脚先に付いた車輪により、車体を水平に保ったまま、前後左右の全方向に自由に移動する。狭い駐車場内での移動も容易なため、駐車スペースが少ない都市部で威力を発揮しそうだ。
試作機は、全長537ミリ、全高378ミリ、全幅331ミリと想定している実用型の5分の1
同大学と日産自動車系デザイン会社のクリエイティブボックス、デザイン・設計会社のリーディング・エッジ・デザインが共同開発した。
今後、安静が必要な患者などに負担を与えないで搬送できる救急車や介護車両、がれき上を走る災害救助車などの分野での実用化を目指して研究を続ける。
また、千葉工大は同日、ロボット研究の中核機関となる「未来ロボット技術研究センター(fuRo)」も公開した。産学官連携の推進、ロボット技術の産業化などの足がかりにする。
センター長を兼務する宇野英隆学長は「世の中に夢を与えるような拠点にしたい」と抱負を述べた。 (日刊工業新聞:2003.12.02