

1月から自動車リサイクル法が施行されます。仕組みを簡単に説明しますと、「自動車購入時にリサイクル料を払う→特定法人が料金をプール→廃車時に解体業者に支払われる」。これにより、「廃車料金をいやがって、空き地などに無断廃棄することがなくなる」と想定されています。このシステムが正確に稼働すれは、かなり効果が大きいと思います。ただ、現時点での心配項目が5点ほどあります。
●1:解体業者の登録制となっていますが、「本当に安心できる良心的業者か!」を実働しながら検証する必要あり。以前は悪徳業者の無断破棄が多かった・・・・・・。
●2:最終段階の廃棄物(シュレッターダスト)の埋め立て料金が、想定以上に跳ね上がると、定額のリサイクル料金だけでは赤字になります。その場合はどうするのか!
●3:上記に関連して、廃棄物(シュレッターダスト)用埋め立て地は限られています。2015年リサイクル率95% (国交省目標)ですが、2010年以前にリサイクル率 100%が望まれます。
●4:料金プールなどを含め、特殊法人を3つほど造ります。「この団体が官僚の天下り先になり、社会保険庁同様、貴重なお金を無制限に使い込む!」。業界関係者に直接聞いた時、「自動車リサイクル法施行に反対!」の最大理由は、この問題でした。
●5:中国を中心とした新興国の勃興により、鉄などが高騰して、経済に悪影響が出ています。自動車のリサイクル材は、有望な資源(新規に造るより大幅に少ないエネルギーで可能)です。国内中心で再生するシステムを、早期に確立する必要があります。ペットボトルのリサイクル材などは、すでに中国などに高価持っていかれています(中国は国家戦略として先進国から集めてます)。
心配項目をいろいろ書きましたが、施行までこぎつけたことは、大変良いことですから、暖かく見守りながら問題があれば素早く指摘し、システムが改訂されるようにしなければなりません。Eco Smartも注目していきます。