「富山ライトレール」開業しました。
市民の手軽な乗り物として定評のあるライトレール(超低床路面電車)=LRTが4月29日に開業しました。大変すばらしいことです。富山生まれの私としては大変喜んでいます。

欧州では早くから普及しています。でも日本では設置した道路が車の普及でじゃまになるなどの課題があり、衰退していきました。欧州の場合は道路も広く、公費助成制度があるため赤字経営でもOKなのです。大成功し、LRTファンの聖地と言われる、フランスのストラスブール(人口40万人程度の地方都市)のLRTも赤字経営と聞いています。

これに対して、日本の地方自治体はどこも大変な財政難のため、自治体が赤字覚悟で導入するのは難しいので、富山はよく頑張ったと思います(もともとあった線の活用だから安くできたと思います)。ぜひ成功させて欲しいものです。
今後は経営の黒字化を進めると同時に、富山市内循環線化、更には富山空港まで延伸などができるといいですね(利用客予測によりませけど)。関東の羽田・成田の両空港へ行くのに電車利用の方はたくさんいます。
地方鉄道衰退の原因は、車の普及以外に過去の行政スタイルにも大きな課題があったと思います。道路は建設省・鉄道と空港は運輸省・街づくりは通産省・・・・・。それぞれの各役所間・各局間縄張りがあり、交通機関として・街つくりとして、うまく連動(連結)してないのも、地方鉄道衰退の原因の一つと思います。

その視点からみた場合、高速道路の富山インターチェンジから支線を富山空港→総曲輪→富山駅前まで出せるといいですね。支線の出口には格安の大型駐車場を設置し、LRT・在来線・新幹線(将来)に乗り換えて観光やビジネスに役立ててもらう案です。また、長距離高速バスが富山駅前まで乗り入れ可能になれば、同じ利用形態が成立しますね。環境NPO:Eco Smartのキーワードでもある、「複眼的視点(多面的視点)」が役にたつと思います。

最後に、国際競争の激しい製造業サラリーマンの私からLRTを見た場合(商品として)、まだまだ改良余地があり、「低運行コスト型LRTシステム」の開発が必要ですね。現在の日本の鉄道技術からみて短期間での完成は充分可能だと思います。成功すれば、LRTの更なる普及同時に日本発の有力商品になりそうですね。
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