●最新情報:石油高で注目される「ひまわり燃料」。
最近開発されたディーゼルエンジン車用バイオ燃料(=ひまわり燃料→植物のひまわりから取れる燃料)は、大変価値のある研究だと思います。
化石燃料に代わる新エネルギーとして、最初は風量発電機やソーラーパネルが先行していました。しかし、ここ数年バイオブームにのって、研究成果もたくさん出てきましたが、いすれも補助金を想定した研究開発が多いようです。今回のように、市場価格を考慮したビジネス化した例は大変めずらしいと思います。
ひまわり燃料が風量発電機やソーラーパネルと決定的に違うのは、農業の振興と連動していることだと思います。休耕田や休耕地を利用して成り立つのなら、農民の収入の安定化や、失業者の農地への受け入れにもなります。下記写真にもありますように、全国の休耕田がひまわり畑になるだけでも大変楽しくなります。ただ、現在はコストの問題でタイの遊休耕地で実験に入る予定です。
今回の石油高が、高止まりになることは、経済に対する弊害が大きいと、エコノミストなどからたくさん指摘だ出ています。しかし、私のどんぶり勘定では、35割高で日本でも充分成立すると思っています。そうなれば、地方で苦戦中の建設業の方々、棚田では効率が悪い悩んでいる農業の方々が息を吹き返す思っています。
ぜひ期待したいものです。みなさんを応援しましょう。バイオ燃料売り出されたら、軽油より少し高いですが買いましょう
北海道のひまわり畑
■ヒマワリから燃料、筑波大研究者らタイでベンチャー
 筑波大学の研究者らが研究成果の事業化を目的に、ヒマワリの種子からディーゼル油を製造販売する「サンケアフューエルス株式会社」(茨城県つくば市、若林恒平社長)を設立し、今月からタイ東北部でヒマワリの最適品種を確かめる試験栽培を始めた。
再生可能な植物をもとにした燃料を使うことで、二酸化炭素の排出を減らせるほか、現地に住むラオス難民の生活支援も期待できるという。
会社設立は大学発ベンチャーとしての試みで、取締役に就任する松村正利・同大大学院生命環境科学研究科教授が開発した高品質のバイオディーゼル油製造技術が利用される。資本金2745万円は、構想に賛同した個人を中心に集められた。  軽油の代替品として、このバイオ油を普及させるには製造コストの削減が必要。1リットル当たり80―90円で販売できる大規模農地を国内外で探していたところ、タイ東北部に約60万ヘクタールの遊休耕地が見つかった。一部で既にヒマワリが栽培されており、タイ政府からも使用が認められた。油は10万ヘクタール当たり、年間12万6000キロ・リットルが製造できる見込みで、約半分は現地で売る予定だ。
燃料以外にもハチミツ作りや油かすの家畜飼料化、葉の堆肥(たいひ)化なども行い、現地の新しい産業作りにかかわりたいという。
松村教授は「タイだけでなく周辺国にも候補農地はまだある。メコン地域一帯をヒマワリ畑で埋め尽くしたい」と話している。(読売新聞2004.06.25