今回は日本車のディーゼル動向を探ってみました。かつては“黒鉛もくもく時代”の悪評イメージが強く、もう復活は絶望か!と言われましたが・・・・・・・・復活してきました。視点は4つあります。
●1:前回にもお知らせしたように、欧州での大人気に刺激されて、日本メーカーも欧州輸出車にディーゼル仕様車を追加しました。結果大好評でよく売れてます。特にトヨタとHondaが好評です。
●2:環境視点で考えれば、ディーゼル車の方がCO2の排出量が少ないため、充分な排気ガス対策をすれば、環境に良いことになります。また、「CO2:−6%」を国レベルの目標としてますので、ディーゼル車は「環境にやさしい車」として広く認知されれば、大ブレークする可能性があります。
●3:原油の高騰です。車を生活必需品とする米国を中心に、燃費の良い小型車が売れてます。更に燃費の良い、ハイブリット車は品不足になるほど売れてます。このような状況ですから、ガソリン車より燃費が10〜30%良く、ハイブリット車より安いディーゼル車は人気が出る可能性があります。
●4:ディーゼルエンジンはてんぷら油の廃油でも走行可能ですから、代替燃料に強いことになります。原油高騰と連動して有利ですね。
上記4点を総合的に見た場合、各企業の戦略が見えてきます。トヨタの渡辺社長は記者会見で「現時点で乗用ディーゼル車の市場投入はない」と発言してます。 トヨタはハイブリット車が好調なため、ディーゼル車を市場投入すると競合する。と密かに考えているようです・・・・。ただ、トヨタは未来型の新型ディーゼルエンジンを開発していると見るべきでしょう。それが“世界最強のトヨタ”だと思います。
これに対してHondaは「国内市場に投入する」と、役員が表明してますから、間違いないでしょう。欧州に投入したHondaディーゼル車は大好評ですから自信もある。
ただ、投入時期は世界でもっとも厳しい「米国2009年規制」をコアに、欧州や日本の2009年規制をクリアし、世界共通販売可能な仕様で発売されると思います。みなさん楽しみにしましょう。発売されたら、私も真剣に購入を考えます。